中学までの定期テスト対策では追いつかない
高校生になると、授業の科目数が多くなります。数学、英語などは複数の科目に分かれていて全ての科目で定期テストがあるので、勉強しなければならないことが増えていきます。
期末テストでは、それに加えて保健体育、家庭科、美術や音楽などの勉強もしなければならなくなり、時間不足になりがちです。
中学まではテスト前に一気に勉強してなんとかなっていても、高校生では通用しなくなります。定期テスト対策は出来るだけ早めにやるようにしていきましょう。
普段から定期テストを意識した学習をする
定期テスト1〜2週間前に全ての学習をするのは無理があります。
普段から定期テストを意識して授業を受けたり、予習復習に力を入れるようにしてください。
テスト前しか勉強しないような保健体育などは、授業中にどこかテストに出るかを考えながら授業を受けるようにしましょう。
覚えておかなければならないことも後回しにしないように、その都度しっかり覚えておいてください。しっかり覚える習慣をつけておけば、テスト前の勉強時間を少なくすることができます。
テスト勉強の計画は細かくしない
定期テストのための勉強をするために計画を立てている人は多いと思います。しかし科目数が多くなると細かい計画を立てても予定通りに行くことはなくなります。
問題集の何ページから何ページまでを何月何日にやる という計画の立て方では、少し予定が狂うと全部計画をやり直さなければならなくなります。
まずは、月曜日は数学と国語、火曜日は化学と英文法と歴史の暗記 など科目を大雑把に計画の中に配置をしてみてください。
勉強する内容はその日に決めていけばいいでしょう。
やることリストを作っておく
定期テストが近づいてきたらやることリストを作っておきましょう。
例 数学1
教科書の例題と類題を一通りやる
- 問題集の基本問題
- 問題集の標準問題
- 教科書の章末問題
- 問題集の応用問題(出来ないとこはとばす。)
- できなかったところのやり直し
例 英語教科書
- 教科書を音読して意味のわからないところがないかチェック
- 重要例文を覚える
- 単語の確認
- 章末問題
- 和訳の確認
- 問題集をやる
- もう一度英文確認(穴埋めで出ても書けるようにする。)
こんな感じでリストを作って出来たところをチェックするようにしてみましょう。
大切なのは優先順位をつけることです。時間がなくて出来そうにないことは(市販の問題集をやるなど。)無理にやることはありません。定期テストはテストに何が出るかを常に考えながら学習することが大切です。
空き時間をうまく利用する
部活などで忙しくて、定期テストの1週間前くらいからしか勉強に集中できない場合は、どうしても時間不足になります。
普段から暗記事項などは、空き時間に勉強するような習慣をつけてください。
電車などの移動時間に勉強出来ることを考えてまとめてみましょう。スマホの学習アプリを活用してもいいでしょう。
暗記事項は短時間で集中する方が覚えやすくなります。朝起きた時、寝る直線、休み時間など、少しでも勉強が出来そうな時間を探してみるようにしましょう。
自分なりの勉強法を考えていく
長時間勉強すれば定期テストで点数を取れるわけではありません。
テスト範囲をしっかり確認し、テストで出るところをしっかり勉強することが大切になります。
定期テストで思うように点数が取れなかったときは、何が悪かったかを必ず書き出すようにしてください。出来るところの復習が出来てなかったり、時間がなくて全体的に理解不足になっていたりしているかもしれません。少し改善していけば点数アップにつながると思います。
自分なりの定期テスト対策の勉強法を考えてみるようにしましょう。
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